ABOUT
hide-base projectは、モノづくりの原点である「これ作りたい、これやりたい」という気持ちを追いかけるシューズファクトリーブランドです。
手間そのものを楽しみ、
好きなものを追求し、
『これ』をやりたいという情熱に向きあい、
そこから新しい価値を創出することを目指します。

プロデューサー
杉山 優 -Yu Sugiyama-
1978年、岡山県倉敷市生まれ。倉敷育ち。
祖父、電気工事士の父と、洋裁が得意な母、そして兄までも、家は布や糸など材料と道具にあふれ、モノづくりが日常的な家で育つ。
大学卒業後、地元の野球スパイク製作会社へ就職。
13年間スポーツシューズの製造を担当。
2014年、地元岡山で使われなくなった加硫窯を見つけたことをきっかけに、技術への愁いと自己表現の場として、hide-base projectを設立。
略歴
大学卒業後、地元の野球スパイク製作会社へ就職。
13年間スポーツシューズの製造を担当。
工場作業での分担制ながら、勤務期間の中で数々の配置転換を経て、靴づくりの全工程を経験。マッケイ縫いを習得。
官公庁の入札案件の営業も行い、会社の発展に貢献。
2014年、企画開発部門へ移動。
プロ選手の対応や I 選手のシューズ製作責任者として、企画、デザインに携わる。
その頃TOSTO社と出会い、日本工場の設立プランに興味を持ち、野球スパイク製作会社を辞めることを決意。
入社後1年間は工場も事務所もなく自宅から営業や工場設立へ向けた活動を行う。
地元岡山で、使われなくなった加硫窯を見つけたことで、使われなくなる技術への愁いと自己表現の場として、hide-base projectを設立。

モノづくりへの思い
私たちの工場は岡山県倉敷市児島にあります。
この工場で毎日靴を作っています。丁寧にコツコツと。
Hide-Baseとは「隠れ家」という意味です。
工場のロケーションそのものと、さらにもう一つ。
上手くいくか?いかないか?分からない事に〝こっそり〟と時間を使って、満足するモノができたら『どうだ!』とみんなを喜ばせ驚かせるような、そんなプロジェクトにしたいという思いが込められています。
昨今では、少ない手間や経費で効率を重視した結果を出すことや、手を動かす前から結果を約束することが重要視されるあまり、モノづくりの原点といえる「これ作りたい、これやりたい」という情熱が置き去りになっていると感じます。
私たちが大切にしたいのは、「これ作りたい、これやりたい」という気持ちを追いかけ続ける。そんな隠れ家の風景です。

なぜプロジェクトなのか?
hide-base projectは、商品開発のプロセスを通じて物語を紡ぎ出すことも大切にしています。
一つ一つの商品には、人と人をつなぐ技術、技術と技術をつなぐ人、それに関わるたくさんの物語と思いがあります。
そういった物語を通して生まれた商品を、長く愛用していただけるように、スタンダードでありながら奥深さのあるモノづくりを志しています。